業務内容
外装仕上げ
屋根材
- 折板ぶき [重ね式・はぜ式・嵌合式]
- 平ぶき [一文字・菱・亀甲]
- 瓦棒ぶき [心木なし・心木あり・重ね]
- 横ぶき [横ぶき・段ぶき]
- 立ちはぜぶき [立ちはぜ・立平・蟻掛]
- 波板ぶき [波板・大波]
- 金属瓦ぶき [金属瓦]
- スレートぶき [平形屋根スレート・波系スレート]
屋根の材料は耐水性に優れていることが重要で、また、火に強いこと、熱をさえぎること、軽いことといった要素も大切です。
低価格で色彩も豊かな鋼板は、金属屋根として最も普及しています。
最も古い歴史を誇るのは鋼板の屋根。
銅は、伸展製、加工性に優れ、様々な曲線や繊細や造型が可能で、銅表面の保護膜ととしてはたらくサビ、緑青とあいまって美しい屋根をつくります。
ステンレスは耐久性・耐食性に特に優れており、雨水がたまりやすく流れにくい所に屋根材として使用するのに最適です。
鋼板・銅版・ステンレス板・チタン板・アルミ板などの金属板を使った屋根、及び窯業系の板を使った屋根、その他水切りなどを施工します。
また、現在の屋根(鋼板装)をめくらずにその上に金属屋根を葺くこともできます。
外壁材
- 窯業系外壁 [窯業系サイディング]
- 金属製外壁(長尺・定尺)[長尺角波・スパンドリルサイディング・波板]
建物の外壁というのは、見た目を良くするだけでなく、雨や風、あるいは、火や熱、音を遮断する重要な役目があります。
竿巾はその外壁を耐久性に優れた金属で仕上げることも多くなりました。
もちろん、金属の性質をすみずみまで知り尽くした建築板金の高度な技能・技術が発揮されることになります。
鋼板製、窯業系とありますが、どちらも建築板金業の仕事です。
防水施工
建築板金には、雨仕舞いという美しい言葉があり、雨水を沁み込ませない、千差万別の工夫を言います。
屋根の葺き方や、「屋根の勾配を3/10以下に」とか、「谷」や「隅」の部分を2/10の勾配にするとか、下地の構法に気をつけるといった様々な工夫です。
瓦屋根の谷からの雨漏り、鋼板製屋根、窯業系屋根の雨漏りなども建築板金業の大きな仕事の一つです。